2025/11/13にRaySheetの拡張パッケージとして「RaySheet Agent(β版)」をリリースしました。
現場主導の運用を支援し、RaySheetをさらに使いやすくする拡張パッケージについて、使い方の概要や解決できる課題とともに紹介します。
RaySheet Agentとは
RaySheet Agentとは、SalesforceのAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」に対応した、RaySheetの拡張パッケージです。
RaySheetをご利用いただいているお客様であれば、RaySheet Agentを新たにインストールしていただくことで利用できます。
今回はβ版として提供を開始しました。
※Agentforce:AIエージェントプラットフォーム(https://www.salesforce.com/jp/agentforce/)
対話形式でRaySheetビューの自動生成と修正を実現
今回RaySheet Agentが提供する機能は、「AIエージェントとの対話によって自動でRaySheetビューの作成および修正ができる」というものです。
Salesforce上でRaySheet Agentを起動し、AIエージェントに自然な日本語で指示を出すだけで、指示に合ったビューが自動的に生成されます。
生成されたビューはすぐにプレビューで確認でき、追加の指示によってさらにビューを修正することも可能です。

【活用例】営業の方が自分が担当かつクローズしていない商談を確認したい場合

RaySheet Agentのビュー生成・修正指示例
RaySheet Agentへビューの生成や修正を依頼する文言については、次の表を参考にしてください。
一方、あくまで参考例ですので、同じ指示を出しても出力される結果は異なる可能性があります。
| 対象オブジェクト | 指示 | 期待される結果 |
|---|---|---|
| 商談 | 自分が担当のクローズしていない商談を表示してください。 | 適切なフィルターが設定された商談のビューを生成する。 |
| フェーズごとにまとめて確認したいです。 | フェーズごとにグループ化された並び替えに設定する。 | |
| 金額が見やすいように円の書式で表示してください。小数点以下の表示は不要です。 | 「金額」を円マークで3桁区切りの書式に設定する。 | |
| 金額の大小をパッと見てすぐに分かるようにしてください。 | 「金額」に条件付き書式のデータバーを設定する。 | |
| 金額が大きい順に確認したいです。 | フェーズごとにグループ化されたうえで「金額」の並べ替えを降順で設定する。 | |
| 取引先 | 請求先の都道府県が関東エリアの取引先を表示してください。 | 適切なフィルターが設定された取引先のビューを生成する。 |
| 都道府県ごとに分類された状態で確認したいです。 | 都道府県ごとにグループ化された並び替えで設定する。 | |
| 取引先の関連オブジェクトに商談を表示したい。 | 取引先に紐づく商談を関連オブジェクトの一覧に表示する。 | |
| ケース | 今月問い合わせが来た自分が担当するケースでまだクローズしていないものを確認したいです。 | 適切なフィルターが設定されたケースのビューを生成する。 |
RaySheet Agent導入で期待できるメリット
RaySheet Agentの導入は、現場およびシステム管理者の業務、さらにはSalesforce運用定着にもメリットをもたらします。
代表的なメリットは次のとおりです。
RaySheet初心者の自律的な作業効率化をサポート
RaySheet Agentを活用すれば、RaySheetの設定に慣れていない初心者の方でも、自然な日本語でビューの作成・修正ができるようになります。
システム管理者に依頼することなく、ビューを業務に最適なレイアウトへ変更できるので、現場起点でさらなる業務の効率化で期待できるでしょう。
RaySheet+RaySheet Agentの組み合わせが、相乗効果的に入力効率を向上させます。
システム管理者の負担を軽減
RaySheet Agentの導入により現場完結でビューの作成・修正ができるようになるので、その都度システム管理者に依頼が来ることもなくなります。
現場のスキル不足からシステム管理者がビューのレイアウト変更を担当した結果、システム管理者に依頼が集中。対応の遅れから現場業務が停滞し、現場の不満が溜まるといったケースを回避できます。
システム管理者はビューの作成・修正にリソースを奪われることがなくなり、より重要な業務に集中することが可能です。
RaySheetおよびSalesforce活用の定着を促進
RaySheet Agent導入によって、現場起点でビューのレイアウト変更ができ、業務の効率化がシステム管理者に依存しない環境を構築することは、現場にRaySheetおよびSalesforceに対する不満を抱えさせないことにもつながります。
それにより、例えば、業務の停滞からRaySheetやSalesforceに不満が溜まった結果、現場でExcelやスプレッドシートといった外部ツールが使われてしまい、結果的にデータの分断が発生するといった、最悪のケースを避けられます。
RaySheet Agentは。RaySheetおよびSalesforceの定着、ひいてはデータの一元管理にも寄与するのです。
RaySheet Agent(β版)の詳細・導入はこちら
RaySheet Agentは、RaySheet活用をさらに先へと進めるアイテムです。
ご興味のある方はぜひ、以下より詳細をご確認のうえ、お試しください。
※RaySheet Agentの利用にはRaySheet v17.2のインストールが必要です
機能説明動画はこちら
インストールはこちら
RaySheet Agent (β版) – RaySheetのビューを自動生成 | Salesforce AppExchange