企業のAI導入が広がりを見せるなか、昨今、「AIを導入したもののなかなか成果につながっていない」といった声も聞かれるようになりました。
企業におけるAI活用は「導入するか否か」から「導入してどのように活用するか」というフェーズに変わりつつあり、「成果につながるAI活用」が多くの企業にとって重要なテーマになっています。
AIは、導入するだけで成果を出してくれる魔法のツールではありません。AIを有効活用するには、AIが成果を出しやすい環境の構築が不可欠なのです。
本記事では、AI活用の前提となるSalesforce運用の重要性と、その土台を支えるRaySheetの役割について紹介します。
AIを導入しても成果につながらない理由
AIの導入を成果につなげるには、事前の設計や導入前後のデータ蓄積、データ運用が重要です。以下には、AI導入が成果につながらない代表的な要因を挙げてみます。
AI導入そのものが目的になっている
AIは、導入がゴールではありません。成果につなげてはじめて、その価値が証明されるといえます。
AIの導入をしっかりと成果につなげるためには、事前にAIによって解決したい業務課題やAIを導入した場合の業務設計、効果を測る指標などを整理しておく必要があります。
運用や成果のイメージをできる限り具体的にしておくことで、「なんとなく入れている状態」を避けやすくなるでしょう。
AIが参照するデータが不足している
AIが適切な回答や提案を行うには、顧客情報や商談情報など、AIが活用できるデータがSalesforceに十分に蓄積され、最新の状態に保たれている必要があります。
データの入力が漏れていたり、情報が不足していたりする状況では、AIを最大限に活用できず、成果にもつながりづらいでしょう。
データの状態を継続的に確認できていない
Salesforce内の業務データは日々追加、更新され続けます。
AIで成果を出し続けるには、こういった変動するデータの欠損、更新漏れ、不整合を継続的に発見し、修正していく必要があります。
AIのアウトプットの質を高めるために、データ整備しやすい環境を構築しましょう。
AI活用の第一歩はSalesforce定着
成果につながるAI活用には、AIが活用できる質の高いデータが欠かせません。
Salesforceに質の高いデータが常に蓄積されている状態をつくるには、Salesforceが現場の業務に定着し、日常的に利用されている必要があります。
Salesforceを導入したからといって、自然にデータが溜まっていくわけではありません。
なかには、せっかく導入したのに、一部Excel管理が残っている、入力が滞っている、一部の人しか活用していないなど、うまく活用できていないケースも存在します。
入力負荷がSalesforce定着を妨げる
Salesforceが十分に活用されない要因は企業によって異なりますが、代表的な要因のひとつとして挙げられるのは「入力課題」です。
株式会社マツリカの調査によると、営業パーソンがSFA/CRMに情報を入力しない理由として、「入力作業に時間がかかるから」が54.5%でもっとも多くなっています。

さらに、株式会社キーウォーカーの調査では、SFAツールへの入力が遅れる理由として38.5%が「入力項目が多すぎる」と回答しています。

こういったデータから、SalesforceなどのSFA/CRMツールの定着には、入力にまつわる課題が大きな壁として立ちはだかっていることがわかります。
また、Salesforce上で行う日々の業務のなかには、Salesforceの標準UIと相性が良くないものも一定数存在します。
例えば、多数の顧客、案件、製品など、複数のレコードのデータを一括で更新する必要がある業務の場合、Salesforceの標準UIでは都度レコード画面を開く必要があり、手間がかかります。
こういった一見ささいにも見える入力負荷が、Salesforce定着を阻害する一因になりかねません。そして、Salesforceへの入力や更新が十分に行われなければ、AIが活用するためのデータも蓄積されないのです。
成果につながるAI活用を実現するためには、その前提となるSalesforce定着が欠かせません。現場が無理なく利用できる、入力しやすいSalesforce環境を整えることは、AI活用の土台づくりそのものだといえるでしょう。
Salesforceを定着させ、AI活用を推進する「RaySheet」
「RaySheet」は、SalesforceのデータをExcelライクなUIで編集・閲覧できるアプリです。
使い慣れた操作性と一覧形式のUIで入力負荷を下げ、Salesforceを定着させることはもちろん、AI導入前後のデータ整備の課題も解決に導きます。
Excelっぽい操作性が「データを溜めやすい環境」を構築
RaySheetは、一覧画面から直接入力・一括更新が可能。レコード画面から一件ずつ更新する必要がないので、大量のデータ更新をより効率的に行うことができます。
フィルタ機能やExcel関数といったExcelおなじみの要素も再現し、挙動もExcelに近づけています。
ビジネスマンの多くが使い慣れた操作性をSalesforce上で実現することで、現場の入力負荷を下げ、Salesforceにデータが溜まりやすい環境を構築。
これにより、AI導入前はもちろん導入後も、データが継続的に蓄積・更新される状態を実現します。
表形式のUIがデータ整備をサポート
RaySheetならSalesforceのデータをExcelのような表形式の一覧画面で表示できます。複数のレコードのデータを俯瞰して確認できるため、入力漏れや誤りを効率よく見つけられます。
標準機能である条件付き書式やセルの背景色・文字色を設定すれば、視認性をさらに向上させることも可能。
Salesforce内に常に正確なデータが蓄積されている状況を維持し、AI活用の成果を最大化させます。継続的なデータ整備の強力なパートナーとなるでしょう。
RaySheet Agentで現場主導の活用も推進可能
RaySheetによってSalesforceへの入力や更新が行いやすくなると、データの蓄積や整備が進み、Salesforceが現場で活用される機会も増えてきます。
しだいに、「部門ごとに見たい情報が異なる」「業務に合わせた一覧画面を作りたい」「表示項目や抽出条件を変更したい」といった、RaySheetのより高度な活用を求める声が現場から上がるようになるでしょう。
一方で、こうした要望への対応は、管理者への依頼が必要になるケースも多く、対応待ちが発生して現場の業務スピードを損なうことがあります。
そういった課題に対応するため、RaySheetでは、「Agentforce」に対応した拡張パッケージ「RaySheet Agent」も提供しています。
RaySheet Agentは、自然言語による対話を通じて、RaySheetのビュー作成や設定変更を支援します。SlackやSalesforce上で「今月更新のない商談だけを表示したい」「担当者ごとに案件を一覧化したい」といった要望を伝えることで、目的に応じたビュー作成のサポートが可能です。


これにより、現場担当者は必要な情報へ素早くアクセスしやすくなり、Salesforce上のデータをより業務に活用しやすくなるでしょう。
AIを活用したSalesforce運用を成功させるためには、AIが参照するデータを蓄積するだけでなく、現場が日常業務の中で継続的に確認・更新できる環境も重要です。
RaySheet Agentは、現場主導でのデータ活用を後押しし、Salesforce定着とAI活用のさらなる推進を支援します。
※RaySheet Agentについてくわしく知りたい方はこちら
RaySheet Agent | AIエージェントがRaySheetをさらに便利に
AI活用の成果は、日々のデータ運用から生まれる
AI活用の成果を左右するのは、AI製品の機能だけではありません。AIが参照できるデータがSalesforceに蓄積され、その品質と鮮度が継続的に維持されていることが重要です。
そのためには、現場が日常業務の中で無理なくデータを入力し、一覧で確認し、必要に応じて修正できる環境が欠かせません。
RaySheetは、Excelライクな操作性と表形式の一覧画面によって、Salesforceへのデータ蓄積と継続的な整備を支援します。さらにRaySheet Agentは、現場の用途に応じたビューの作成や変更を支援し、Salesforce活用を後押しします。
AI活用の第一歩は、自社のSalesforceが「現場で使われ、データが育つ環境」になっているかを確認することなのです。
AI活用に向けて確認したいSalesforce運用チェックリスト
- Salesforceへの入力が後回しになっている
- 複数のレコードをまとめて更新する作業に手間がかかっている
- Salesforceとは別にExcelなどで管理しているデータが残っている
- 入力漏れや更新漏れをチェックできていない
- Salesforceの画面が現場の業務に合っていないと感じる
上記の課題はRaySheetの導入によって解決できる可能性があります。当てはまる項目がある方はぜひ一度RaySheetをご検討ください!
RaySheetの動画・お試し・お問い合わせはこちら
【機能紹介動画】
RaySheetの実際の操作を機能別動画で気軽にお確かめください。
▶操作の動画を観る
【無料トライアル】
30日間無料でお試しいただけます。Sandbox環境なら無期限での検証も可能です。
▶RaySheetを無料で試す
【お問い合わせ】
機能や価格、活用方法についてお気軽にご相談ください。
▶導入について相談する