10月7日にRaySheetをアップデートしました。
今回は条件付き書式の強化やビューの表示速度改善のための設定など、使いやすさが向上するアップデートが盛りだくさんです。本記事では、アップデートした機能についてご紹介します。
アップデートの全容はこちらでご確認ください。
https://gcsf.zendesk.com/hc/ja/articles/360055783054
条件付き書式設定の強化
条件を数式で追加できるように
RaySheetの条件付き書式は、セルの値が特定の条件を満たすと文字やセルの背景色を変更するものです。今回のアップデートでは、数式で条件を指定できるようになりました。
また、書式ルールの設定範囲に「すべての列」を指定できるようになりました。
【活用例】活動中商談を一目で見分ける
商談オブジェクトでフェーズが「商談成立」もしくは「ロスト」の場合に、行全体に色付けして一目で他のフェーズと見分けることができます。
こちらは、動画で設定方法をご紹介しています。
書式スタイルにアイコンを追加
書式スタイルにアイコンを追加しました。
データ領域の幅にあわせて列ヘッダの横幅サイズを変更できる
これまでは、列ヘッダの幅を横方向にのみ変更可能だったため、セルに値に合わせてヘッダの幅を設定すると見切れや余白が生じることがありました。
今回のアップデートでは、折り返し、改行&縮小、縦レイアウト、縦書きなどにレイアウトを設定できるようになりました。
設定方法
[基本デザイン設定]から各項目の設定を行います。
操作性改善
ショートカットキーを追加
2つのショートカットキーを追加しました。
列設定のデザイン改善
列設定のデザインを変更しました。一箇所にUIがまとめられたほか、ビューの共有状態も確認が可能です。
ビューの初期表示速度の改善:最大取得レコード数の設定
これまでは登録されているレコード数が多い場合に、RaySheetの描画に時間を要するケースがありました。
本アップデートでは「最大取得レコード数」を指定できるようになり、描画に要するパフォーマンスを改善することができます。※絞り込み条件などにより速度の改善にはバラつきがあります。
表示速度に関する詳しい情報はこちらからご確認ください。
設定方法
また、最大取得レコード数を1万件に制限した場合は次のように動作します。
レコードの表示
最大で1万件のレコードを表示することができます。RaySheetに設定されている絞り込みとソート条件で、1万件を超えるレコードが対象にある場合には、上位1万件が表示されます。
この場合、下図のように表示対象が最大取得レコード数を超えている旨が警告マークで確認できます。
RaySheetPageがCommunityCloudでも利用可能に
RaySheetには、複数のビューを組み合わせてノーコードで画面カスタマイズができる「RaySheetPage」という機能があります。
これまでCommuity Cloudで同様のレイアウトを作成する為には、コーディングが必須でした。今後は、RaySheetPageを用いて、ノーコードで画面をカスタマイズできます。
詳しい設定方法はヘルプページでご確認ください。
RaySheetを使ってみよう
RaySheetがスグに使えるオンラインデモをお試しください!