6月19日にRaySheetをアップデートしました。
今回のアップデートで、RaySheetのビューの管理負担を軽減するビューの一括管理の利用が可能になりました。
この機能により、システム管理者は大量のビュー管理を効率的に行うことができます。
また、現場の担当者は自分の業務に適した業務画面を柔軟に設定できるようにもなりました!
他にも、外部データの重複取り込みを防止するインポートモード、RaySheetの操作内容を取得できるプラットフォームイベントAPIをリリースしました。
RaySheetの管理負担を軽減するビューの一括管理
マスタービューと継承ビュー
今回のビューの一括管理の機能により、RaySheetのビューを「マスタービュー」と「継承ビュー」の構成で管理することが可能になりました。
マスタービュー
⇒ひな形として使用するマスターデータのような位置づけのビュー。
継承ビューで利用する項目や設定のベースを定義する。
継承ビュー
⇒マスタービューの設定内容が継承されたビュー。
マスタービューで定義した設定以外は継承ビューで個別に設定できるが、マスタービューで定義した設定は変更できない。
システム管理者は複数のビューに存在する共通項目はマスタービューから一括で設定し、各部門や各業務の固有項目は、継承ビューから個別に設定ができます。
これにより、RaySheetのビューの作成や管理にかかる時間が削減されます!
エンドユーザーごとのビューの表示調整
ビューのデザイン変更権限を持たないエンドユーザー側も、共有されたビューを自分の業務にあわせて最適化することができます。
項目列の表示順序を変えたり、自分に不要な項目は非表示にしたりと、エンドユーザーごとに使いやすいビューを作成することで、エンドユーザーの業務効率化を実現します。
また、共有ビューはオリジナルの設定を保持するのでいつでも元のレイアウトに戻すこともできます!
外部データの重複取り込みを防止!インポートモード
Excelなどからデータを貼り付けた場合にUPSERTで取り込みが可能となりました。
インポートモードでは、指定したキーを基準にしてSalesforceに登録済みのレコードと重複のある/なしを自動判別します。
また、重複のない信頼性の高いデータをSalesforceに登録します。
インポートモードの活用で、外部データを重複なく簡単に取り込むことができるようになりました!
RaySheetの操作ログを取得!プラットフォームイベントAPI
RaySheetにプラットフォームイベントAPI(ベータ版)を追加しました!
これにより、RaySheetで発生した操作を取得することができるようになりました。
また、RaySheet上で行われた操作をログに出力することも可能となりました。
トラブルが起きたときなど、いつ、誰が、どういう操作をしたか把握できるようになるので、
トラブルの原因追及や、再発防止に活用していただけます。
今回の新機能については、こちらの動画でも内容を解説しています。
【新機能説明動画】
また、ビューの一括管理の機能については、ガイドブック、チュートリアルも用意しています。
【チュートリアルはこちらから】
活用サポート | Salesforceの入力をスマートにするアプリ「RayKit」 (mescius.jp)
【ガイドブックはこちらから】
お役立ち資料 | Salesforceの入力をスマートにするアプリ「RayKit」 (mescius.jp)
機能の基本的な概要全般についてはガイドブック、実際にマスタービューと継承ビューの画面を作成してみたい方はチュートリアルをチェックしてみてください!