6月28日にRaySheetをアップデートしました。Salesforce Open CTIに対応し、RaySheet上で電話番号からワンクリックで通話発信が可能になりました。
これにより、インサイドセールス業務で人気の音声解析AI電話「MiiTel」との連携がスムーズになりました。インサイドセールス業務は1日に何件も電話をかけると思いますが、RaySheetで、架電、応対メモの確認、次のアクションを入力といった業務がすべて一画面でできるようになりました!
そのほか、iPad対応やRaySheetPageパフォーマンス改善がアップデートされています。
MiiTel連携(Salesforce Open CTI対応)
Open CTIの対応内容
ついに、RaySheetがSalesforce Open CTIに対応しました!
Salesforce Open CTIは、かみ砕いて言うと、電話とSales Cloudを融合させて便利にする機能です。外部のソフトフォンをSalesforce に埋め込むことを実現してくれるので、Salesforce上から簡単に電話をかけられるようになります!
MiiTelとは?
MiiTelは通話内容を自動で録音解析するクラウドIP電話です。通話内容が自動で文字起こしされ、会話内容の質を定量的に評価することが可能になります。インサイドセールスやコールセンターで業務効率化をしてくれます。
SalesforceとMiiTelを連携することで、Salesforceは顧客管理、Miitelは電話、この二つが融合されるとまさにインサイドセールス業務にピッタリです!
RaySheet+MiiTelで何が便利になったのか
今回、MiiTelとRaySheetが連携したことで、電話発信や応対履歴の確認、メモ登録までを画面遷移なしで、1つの画面で完結できるようになりました!
RaySheetとMiitel for Salesorceの連携で以下の操作が一画面で可能です!
・架電リストから1Clickで電話をかける
・次回アクションのメモを登録する
・対応履歴を確認する
・現在の業務進捗状況を把握する
「取引先」や「リード」情報と「ToDo」をすべて一画面上に表示させ、「MiiTel」で直接架電をしながら必要な情報を入力することもできます。
RaySheet上で直接「MiiTel」を起動し、画面遷移もしなくてよいので架電担当者の負荷が減り、データも入力の精度も上がります!
Miitel+RaySheetのユースケース
Miitel+RaySheetを活用したインサイドセールスでのユースケースをご紹介します。
「担当者向け」、「マネージャー向け」それぞれに最適なユースケースを載せています。
また、実際の架電~次回アクションの入力までの流れも記事内の動画でご紹介しているのでぜひ併せてご覧ください!
RaySheetPageパフォーマンス改善
RaySheetPageについては、2点、機能改善をしました。
≪1.レコードページに埋め込んだRaySheetPageの読み込み速度改善≫
LightningアプリケーションビルダーのRaySheetPageコンポーネントに、LWCを追加しました。
RaySheetPage LWCを使用することで、レコードページでRaySheetPageを表示させるときの読み込み時間が軽減されました!
これまでのバージョンで提供していたコンポーネントはAuraコンポーネントのため、AuraコンポーネントをLWCコンポーネントに置き換えることで、読み込み速度が改善されます。
実際の置き換え動作については、こちらのRaySheetバージョン15機能説明動画内で確認していただけます。
≪2.RaySheetPageのタイトル表示≫
Lightningアプリケーションビルダーで配置するRaySheetPageに任意のタイトルを設定することが可能になりました。
RaySheetのビューに設定している名前と異なるタイトルを設定することが可能です!
iPadでの利用に対応
iPadでRaySheetが使えるように!
iPad Safari(ブラウザアプリ)をRaySheetで動作保証されるようになりました。
たとえば、製造業の方が工場で工程管理を行うときなど、PC利用に不向きな「現場」でもiPadからデータの確認や登録を行うことが可能です。
紙で実施していた点検や検査業務を効率化できたり、製造品質の管理/工場装置の点検などのデータをすぐに登録できたりと、現場からSalesforceのデータを確認、登録することで業務効率化を実現します。
今回のアップデートに関しては、以下のURLの動画で詳しく説明しています。
実際の画面を見てもらいながら確認できるので、お時間ある方はぜひこちらをご覧ください!